聖遺物(AhnenErbe)

 

"しかし、兵士の一人が槍でイエスのわき腹を刺した。すると、すぐ血と水が流れ出た"
(『ヨハネによる福音書』第19章34節)

 

作中で聖槍十三騎士団の団員達が使用するマジックウェポンの総称。
聖遺物とは、一般に過去の聖人が遺した物品を指す言葉だが、本作ではもっと広範な意味を持つ。
つまるところ、人の想念を吸い続けたことで意思を獲得した器物であり、
必ずしも“聖なる”物とは限らない。

“餌”としたのが信仰心であれ怨念であれ、力あるアイテムならば聖遺物にカテゴライズされている。
これらは総て、大戦中にナチスドイツのアーネンエルベ局が世界中から掻き集めた。