市街滑走路   市街滑走路
 ゲームの舞台、筑波学園都市は車道と歩道が分離した近代計画都市です。ゲーム中ではその大規模な車道を、中央分離帯を撤去し、仮設滑走路として使用します。学園西大通り(15R/35L)と東大通り(15L/35R)が主滑走路に、土浦学園線(04/22)が横風用滑走路になります。
 途中、多少の起伏はありますがそれぞれ2000メートル級の滑走路になりますので、T-2の離着陸も大丈夫です。また、加えてグリペンは周囲の直線道路を多数非常用の離着陸路として使用しています。
 ……離陸した後、成田と百里の進入路にかかりそうな点には目をつぶってください(苦笑)。本職の人には、何を好き好んでこんな混雑した空域に! と怒られそうで恐いです。
 
  中庭(学校校舎) 中庭(学校校舎)
 主人公たちの通う筑波航空学校は、今は亡き図○館○報大学の跡地です(いえ、名称が変わっただけですけどね)。一部の課程は隣の看護学校なども使用しています。こぢんまりとしていて緑が多くて、とても気持ちの良いキャンパスでした。

 なお、これはまったくの余談ですが(設定だけでゲーム中には出てきません)、筑波航空学校付属校の校舎は、隣の吾妻○です(笑)。
  松見公園

松見公園
 主人公たちの憩いの場が、この松見公園です。エレベーターで上まで上がれる(らしい。この原稿を書くため調べるまで知らなかった。かなりショックだ。上ってくればよかった)、謎の展望塔が立っています。春はお花見に、秋は紅葉にと楽しめるとてもよい公園です。なお、いくら餌をやると寄ってくるとはいえ、鯉を掴んではいけません。
 なお、近くの中央公園も同様に主人公たちにとっては格好のデートスポットでしょう。謎の惑星表示板がとてもプリティです。

  歩道橋 歩道橋
 車道と歩道が分離した立体構造をしている筑波学園都市には、歩道橋が多数あります。
 その一部は撤去されていますが、強度のしっかりとしたものは残されており、その下をグリペンが通過したりもします。

 ……現実に見てみたいなぁ。
  管制室(GCI)

管制室(GCI)
 GCI(地上邀撃管制)は飛行中の作戦機に対して地上から指示をこなう部署です。RAPCON(レーダー進入管制)を持たない筑波では、離陸後の管制はほぼ一括してGCIでおこないます(一部はTWRが引き受けます)。また、非常時には関東軍全作戦機に対し指示・管制をおこなう能力があります。データリンクを多用しており、緊急時以外、音声誘導はあまり用いられません。
 その重要性から攻撃目標になりやすいGCIの所在地は最重要機密です。また同規模の施設を複数備えており、その一つは爆撃を避けるため、トリスタン加速器の筑波実験室と富士実験室の地下4Fに極秘に設置されています。

  格納庫 格納庫
 グリペンのハンガー(格納庫)は学園都市内各所に点在しており、その形態は様々です。専用のプレハブ格納庫以外にも、マンションの駐車場や自動車ディーラーのショールームなどが使われています(背景が一律なのは仕様です(笑))。
 他にも、緊急用の補給品などは長い直線部分をもついくつかの主要道路に事前デポされており、筑波に帰投することなく補給・戦線復帰が可能です。
  洞峰公園 洞峰公園
  学園都市の中心部から少し離れた場所にある公園が、この洞峰公園です。テニスコートやプール、ジョギングコースなどがあるとてもよい公園です。体力作りは予備生徒にとって義務であり、主人公たちも利用しています。

  ちなみに、池に住む水鳥はもの凄くフレンドリーですぐに寄ってきます。
  教室 教室
 学生たちが日頃通うのがこの教室です。航空関係の授業の他に、
英国数などの一般科目も習います。実習は、他に専用の施設があり
ます。

  ……図●館●報●の内装と異なっているのは仕様です(苦笑)。
寮の部屋 寮の部屋
 筑波航空学校は関東全域から生徒が集まっているので、大半の生徒が寮暮らしです。基本的には二人部屋ですが、主人公の社のように二人部屋を一人で使っている者も居ます。若菜と俊治は姉弟なので同室です。

 また美樹のように、卒業生でも部屋が空いていれば入室できます。

  ……寮生活、ってなんとなく憧れだったんですよね。
加奈子の自宅

加奈子の家
  メインキャラクターの中で唯一、日下部加奈子は実家から通っています。兄・諒が健在だった頃は賑やかだった家ですが、今は両親が出て行ってしまい、加奈子がほぼ一人で暮らしています。

  加奈子にとって兄・諒の戦死は、単に親しい肉親を一人失った以上の意味があったのです。

夕紀のアパート 夕紀のアパート
 報道カメラマンの夕紀は、学生が減って空室ばかりになった安アパートの一室を借りて暮らしています。

  取材の為の仮の宿なので、家具などはほとんど有りません。

  そこに被写体が居る限り、カメラ片手にどこへでも、がフリージャーナリストである夕紀の生き方なのでしょう。
管制塔 管制塔
筑波戦闘航空団では、市街中心部にある三○ビルの上部展望エリアを改装して、管制塔として使用しています。基地として使用している道路全てが見通せるわけではありませんが、ASDE(空港面探知レーダー)を併用して作戦機の運用をおこなっています。

  もっとも、いざ本格交戦が始まれば、真っ先に標的になる建物の一つではあるのですが……
ブリーフィングルーム ブリーフィングルーム
  主に作戦飛行前のうち合わせ(ブリーフィング)、作戦飛行後の反省会(デブリーフィング)を行うのがブリーフィングルームです。
  本来は専用の部屋があったり、出入りが難しかったりするもののようですが、筑波戦闘航空団では単なる会議室を利用しています。とはいえ、生死をかけた戦いに赴く最後のうち合わせをする場所ですから、部屋には常時、そこはかとない緊張感が漂っています。
前線基地 前線基地(山の中)
  前線で常備部隊として戦う予備生徒は、それぞれ担当する地区を定めた管区編成部隊に所属しています。
  その管区編成部隊は主に大きく二つの役割があります。前線での防衛任務と、後方での山中に潜入したゲリラ(レンジャー)掃討任務です。
富士や河口湖の部隊が前者を、秦野や秋山、奥多摩の部隊が後者を担当しています。
  後者の部隊の司令部は当然、山の中にあります。また、人知れずリラと戦う彼らの支援も、筑波戦闘航空団の重要な任務の一つです。
山中 山中
  彼らの繰り広げている自国領土内で空戦には、幾つかの不文律があります。主に国内・国際世論を味方につけるためですが、そのもっとも大きな一つは、民間人の犠牲者は絶対に発生させない事、です。
  その為、墜落時には関東・関西双方のパイロットとも、機体を海か山中まで運ぼうとします。たとえ己の生命を失おうとも、です。
  そして、運良く脱出に成功した場合でも、彼らは必然的に大海原か山中に降下することになります。
  ……そこに待ち受けているのは、勿論サバイバルな日々です。
川岸(滑走路) 川岸(滑走路)
  戦況が悪化やその他の理由により、筑波市内からの離陸が困難になった場合、グリペンは主に利根川・江戸川流域に点在する飛行場・ハングライダー用滑空場を利用して作戦行動を続けます。また、直線部の長い河川敷の道路なども使用します。
  そこまで追い込まれてしまっている時には、すでに敗戦は決定的なのですが……彼らはそれでもなお、戦い続けるのです。

 

※許可なくこのホームページ内の文字情報・画像を複製・改変及び出版・放送などに利用する事は禁止致します。
(c) light 2005