用語紹介

神咒神威神楽 曙之光
随神相

またはカムナガラ。太極級の存在がその理を発揮する際に出現する、個々の能力と信仰が形を持った神威の像。言わば本性とも形容でき、それぞれが彼らの渇望する法則の具現である。
言うまでもなく強力な者ほど巨大になる傾向があり、夜都賀波岐のそれは山をも超える。中でも夜刀の随神相は穢土全域を覆い尽くすほどで、これに比べれば人間など、文字通り蟻以下に等しい。
どの夜都賀波岐も醜悪な破壊獣めいた随神相を有しているが、これは竜胆ら西側の人間から見たものであるため、公正な評価とは言い難い。もしかしたら、彼ら天魔の主観では西側こそが汚らわしい魔に見えているのかもしれず、そうした意味でも東西両軍は相容れないと言えるだろう。

  • 次頁へ