縛血者の神祖リリスが、己が肉体を元に遺した魔神器。 魔聖杯、魔聖槍、魔聖骸布──神祖リリスの頭蓋骨・脊柱・皮膚を元に創造された。
魔神器はそれぞれが心臓のない傀儡の体内に収められている。 これが後に眷属から「柩の娘」と呼ばれる三体の遺物である。 体内の魔神器からはリリスの血液が湧き出し、命のない人形である「柩の娘」はそれを動力源に活動する。
柩の娘を覚醒させられるのは、神祖リリスに近い高位の血統を持つ縛血者のみである。