愛鈴先輩の視線が下に行く。
そこには、泡が消えたことで見えた、大きな胸があった。

愛鈴 「わ……」

愛鈴 「わわ……」

愛鈴 「きゃあああっ」

愛鈴 「泡がっ、泡がなくなってる~っ」

愛鈴 「そうよね、泡だものね、いくらバブルとはいえ、いつかは消えちゃうものだものね、でも、でも、見られたぁ~」

由紀 「す、すみません」

愛鈴 「尊藤くんは悪くない、悪くないけど……」

愛鈴 「とっても恥ずかしいよぉぉ」

隠しても隠しきれない、柔らかそうな胸に、目が釘付けだ。
一糸まとわぬ姿の愛鈴先輩が見えている。
これは正直、もう、たまらない。

愛鈴 「いつかは見られるとわかっていても、こういうの、初めてだから」

由紀 「愛鈴先輩」

愛鈴 「尊藤くん……」

愛鈴先輩と、更に体を密着させる。