姫花 「っ……!」
姫花がくぐもった声を上げる。
それもそうだろう。
俺のペニスは自分でも見たことがないほどにガチガチにそそり立っているのだから。
姫花 「そ、そんなに腫れちゃって痛くないの……?」
由紀 「あぁ、痛くはないよ」
姫花 「そうなんだ……」
不安そうな表情で息子を凝視する姫花。
由紀 「……っ」
見られて興奮してしまったのか、息子が物欲しそうに身を震わせる。
姫花 「ゆ、ゆっくん、今『ビクッ』って――」
……ヤバイ。
興奮しすぎて挿入する前に果ててしまいそうだ。
由紀 「ごめん姫花」
姫花 「え?」
由紀 「あまりこらえられそうにない……」
そう告げると、その意味を汲み取ったのだろう。
姫花 「あ、……うん。だ、大丈夫だよ」
姫花はそう言って片手を自らの女性器へと持っていき、人差し指と中指で膣口を開いてみせた。
……とても卑猥な格好である。
姫花 「来て、ゆっくん……」
不安げな表情のまま、そう告げる姫花。
本来ならば、その不安が取り払われるまで待ちたいところなのだが……
俺の理性も限界であった。
由紀 「うん……、いくよ姫花」
俺はそう呟き、陰茎の先端を膣口にあてがう。
先端が膣口に触れ『ヌルッ』とした感触がカリを包み込む。
姫花 「んっ……あ……」
なるべく痛くないように慎重に腰を前に突き出していく。
ゆくりとした動きで先端が膣内へと挿入された。