前述した歪みが発生してから後の時代に定められた、個々人の汚染度を数値化したもの。 これは総ての国民に義務付けられ、高濃度の汚染を受けていると診断された者は、死罪も含めた然るべき処置を受ける。 この汚染を理から外れている陰と定め、反対に理の中にある術の精度は陽として、能力の格付けが行われている。 本来、陰陽相俟って完全とするのが万象であるためこの区別化は不適切だが、それにも理由があるらしい。