用語紹介

神咒神威神楽 曙之光
凶月一族

禍と凶運に憑かれた者たち。居るだけで周囲に不幸をばら撒くという異能者の集団。
彼らの能力は禍憑きと呼ばれ、本人を守るために方向性のまったく定まらない凶事を起こす。
いつ発動させるかを制御できる者は存在するが、何が起きるかを意図できるものは一人もいない。
ゆえに、禍憑きは歩く災厄として忌み嫌われ、隠れ里から出ることを原則禁止されている。
その形態は一個の家族をとっているが血縁はなく、禍憑きに目覚めた者同士の寄り合い所帯と言っていい。とはいえ彼らに何の繋がりもないかと言えばそうでもなく、異能を使えばその返し風が一族の誰かに吹くという一蓮托生。そうした特性から、危険だが東征の切り札に成り得ると目されている。
ただし、最高純度の禍憑きである咲耶だけは例外であり、彼女の返し風は何処に吹くか分からない。

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