柩の娘により噛まれ、リリスの血液によって縛血者が変貌する異形の怪物。それが裁定者と呼ばれる存在である。 彼らは一様に自我が喪失し、縛血者を「狩る」存在へと成り果てる。 その反面筋肉が異常なまでに盛り上がりただかつての同族を滅ぼすためだけに徘徊する。 膂力は強化され、さらに体内の骨を槍のように伸ばして攻撃することも可能。
何より最大の特徴として、縛血者の持つ超常の力──「賜力」を受け付けないというのが大きい。 彼ら自身に「賜力」がなくなったのと同時に「呪忌」も消滅している。