あおい 「ああああっ。あたし、何言ってるんだろ……!」
あおい 「でもこうやって宙斗に見つめられてると、あたしがあたしじゃなくなっていくみたい」
宙斗 「あおい……」
あおい 「気がついたら心の服まで脱がされていくの」
あおい 「裸のあたし、変じゃない……かな?」
いつものあおいからは想像しにくい自信のない言葉。
でもそれはきっと俺だけにしか見ることのできないあおいの一面なんだ。
あおいの弱音を振り払うように、俺はできるだけ力強く答えた。
宙斗 「変なもんか。すごく可愛いぞ」
宙斗 「もっともっと裸のおまえを見せて欲しい」
宙斗 「そしたらきっと、今よりもあおいのことが好きになれそうだ」
あおい 「……宙斗ぉ」
あおい 「うん。見て、あたしのこと。ずっと見てて」
あおい 「エッチが終わるまであたしから目を離さないで……」
あおい 「宙斗に見てもらえなくなったら、あたし――」