学園の三年生。
主人公宅のお向かいに住んでいる一つ年上のお姉さん。
性格は粗忽で大ざっぱでハイテンション。主人公に対して何かとちょっかいを出してくるのだが、それも半分いじめに近い雰囲気。
豪快と表現したくなる言動で、幼い頃から主人公のことを翻弄してきた天敵。恐怖の幼児体験を刷り込まれているので、成長した主人公も彼女にだけは逆らえないでいる。
両親は現在海外出張中で、最近はちょっと寂しい思いをしている――わけもなく、一人暮らしをいいことにやりたい放題の毎日を過ごしている。
(CV:一色 ヒカル)
(※セリフ部分をクリックすると音声サンプルが試聴出来ます)
#恭一 麻衣とデート、だろ? いいぜ別に。あいつってば可愛いし
#冴香
あたしと違って?
#恭一 分かってんじゃん
#冴香
まあ、ねえ
苦笑するように、肯定する冴香姉。だが、すぐに表情を改めて、
#冴香
だけど恭一、あの子はあんたが好きなんだから、半端な気持ちでデートなんかしたら承知しないよ。分かってる?
#恭一 分かってるよ
#冴香
ホントかなあ
#恭一 信用ないな
#冴香
してほしい?
くすっと悪戯っぽく微笑んで、冴香姉が俺を見る。
#冴香
キスしてみせて。ここであたしに
#恭一 …………
えーっと、なに?
キスシテミセテ?
#恭一 はあっ?
なんだそりゃ? なんでそうなる? 意味不明。
#冴香
だから、度胸だけでも見てあげる。麻衣ちゃんに同じことを言われたとき、あんたが取り乱さなくてもいいように
#冴香
真摯な気持ちには失礼のないように、ってね。それが半端はしないっていうことよ
#恭一 …今のあんたが、真摯な気持ちだとは思えないんだが
むしろ、からかってやがるだろう。
#冴香
それは半分。あとの半分は秘密だ少年。修行しろ
#冴香
それで、どうする?
#恭一 どうするって……
こうするもない。
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