Character

壇狩摩
増田俊樹
身長:179cm 体重:66kg
夢界深層にある何かを巡って争っていると思しき六勢力の一角。神祇省。
自身とその郎党を"タタリ狩り"と称しており、数多ある作中の謎に対してもっとも理解が深いと思しき面がある。
一見して学究肌な優男だが思想と行動は過激を通り越した出鱈目であり、何も考えていない適当な手しか打たないが、その結末はなぜか詰め将棋のごとく嵌るらしい。
曰く盲打ち。明らかに行き当たりばったりながら権謀術数を凌駕するため、策士にとっての鬼門めいた賭博師――と表現できるかもしれない。
能力資質
創法の界、及び咒法の射と散を共に極めた最上の空間支配者。いずれも邯鄲法における上級技、難度が高いとされるものを得手としている点に狩摩の特殊性が現れている。
また、それと並行して彼は騙まし討ちの名手(結果的にそうなる)であるため、表面上の戦力はむしろ目晦ましであるという可能性も無視は出来ない。
分かったら、分際知って亀になっちょれ。戦真館のヒヨッコども
大日本帝国神祇省・鬼面衆
神国・日本の祭祀を司る神祇省。飛鳥の時代より連綿と続いてきたその組織は明治の初期に消滅したが、裏の実働部隊として闇にあった者たちは生き残った。それが狩摩の率いる鬼面衆であり、彼らは文字通りの穏(おん)――すなわち鬼の子孫とも言うべき武術、方術、忍術の達人集団に他ならない。
千数百年もの永き渡って影働きを行ってきた組織のため、首領である狩摩を筆頭に正々堂々という概念は彼らになく、その属性は戦士と言うより殺し屋である。