Character

百鬼空亡
青山穰/大橋歩夕
最小で200cmほどの人型 最大で関東一円を飲み込む龍体
夢界深層にある何かを巡って争っていると思しき六勢力の一角。裏勾陳。
彼以外の五勢力は状況次第で同盟や妥協もし合う関係だが、唯一空亡だけは見事なまでに明快な方針を崩さない。すなわち、容赦なく徹底的な皆殺しである。
その力は絶大で、仮に四四八も含めた全陣営が同盟を組んで対抗したとしても、空亡を打倒するのは奇跡の領域と言われている。
唯一光明があるとすれば、彼には知能や理性があるかどうかも怪しいこと。言わば天災に近しいものであるため、自然現象として利用すればよいというのが聖十郎の見解。
能力資質
戟法の剛、楯法の堅、咒法の散、解法の崩、創法の界。
総じて破壊と暴性に直結する力が桁違いであり、正面切って対抗するのは愚の骨頂とされている。その進撃は天変地異。まさに人知を超えた、ある種の神にも匹敵する。
天中殺・凶将百鬼陣
魑魅魍魎、百鬼夜行。非常に強力な妖の軍勢だが、その実は空亡の恐怖に追い立てられているだけであり、配下という表現には語弊がある。
空亡自身、これらを捕まえては滅ぼすことしかしないため、背に死を負って恐慌している逃亡者たちと言うのが正しい。だが烏合の衆かと言えばそれも異なり、彼らは空亡から逃れるために目の前にあるすべてのものを踏み潰す。結果として、空亡が進む先を整地する露払い。狂乱の切り込み隊と化している。