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彼女こそ、銀の運命を導く少女。
すべては姉弟の犯した一夜の過ちから始まった。
原初にして頂点、死想恋歌こと月天女ヴェンデッタ――初代メインヒロインとしてここに王者の帰還を果たす！
ああ感無量、極まれり。これぞ王道というものか。途中経過から半ば予想できてたものの、こうして結果を前にすると感動もまたひとしおですね。
シリーズの元祖を担ったヒロインが時を経ても尚愛され、総選挙で栄光の座につく構図はベタだからこそ素晴らしい。この子自体がシルヴァリオサーガのシンボル的な立ち位置ということもあるだけに、自分としても深い感謝を彼女と皆様に捧げたい心境です。
あの月天女コスとかメインヒロインの伝統衣裳になったしね。
遺した影響の大きさや存在感も含めて、おめでとうヴェンデッタ。君こそ誰に憚ることなきシルヴァリオサーガのヒロインだ。
で、そんな彼女は無論のこと、今でもコールレイン家のロリオカンをやっています。トリニティの決戦時に界奏パワーでゼファー共々、身体もちゃんとある状態で帰還しているため、ミリィが飴なら鞭担当と相変わらずの頼もしさで生を謳歌している模様。
その上で、本編時よりもせっかく平和になったのだからと家事スキルを高めていたり、ミリィと一緒に帝国上層部の研究に協力してたりしていますね。要は逆襲劇一本ではなく、ちゃんと地を歩む命として立派に生きようと心掛けるようになりました。
ちなみに死想恋歌時代から滅奏の片割れへと更新された各種データはラグナロクにおいて帝国魔星の集大成、我らが不死身のオーバードライブにきっちり生かされているあたりさすがの運命力と言えるでしょう。何かと話題の多い相方よろしく、彼女もまた多くの場面で影響を与えていたのだから銀の運命、恐るべし。
そんなゼファーさんへの態度も依然と変わらずスパルタが基本ですが、やはりそこは結ばれた後。実はいざ事に及ぶと一番男を甘やかすタイプであり、ツルペタの身であの巨乳好きを満足させてがっつりメロメロにさせるのだからヴェンデッタさんは侮れない。魔性の女とはこのことよ。
まあ何だかんだ言いつつ運命的、肉体的相性が二人はジャストフィットだからね。色んな意味でズブズブですよ、ズブズブ。もっと言うならマイナお姉ちゃんの無念を継ぐ意味でも、今度はちゃんと命を育んであげたいと思っているので……
うん、改めて栄冠おめでとうヴェンデッタ。
やっぱり君も愛情クソ重い肉食系、アマツの女に負けず劣らぬシルヴァリオサーガのヒロインだな！