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カンタベリー聖教皇国

カンタベリー聖教皇国

旧・イングランド領を中心に存在する宗教国家。大破壊により滅んだ旧・日本国由来の概念を礼賛する極東黄金教エルドラド・ジパングという教義を基に、国体と秩序を維持している。

国土の大半が島であるためその国風は閉鎖的。他二国と比べて領土拡大に対する意欲が低い反面、土地それ自体よりも信徒数の増加と他国に対する宗教的権威の肥大化に余念がない。

頂点から教皇、枢機卿、聖教皇国騎士団、その下に一般信者という完全な箒型の権力構造であり、宗教国家という性質から血筋や家柄が後の出世とほぼ直結しているのが特徴。

そのため長らく市井の者が特権階級となる手段はなかったが、星辰奏者エスペラントの資質を宿した者のみ“聖騎士パラディン”という上位階級へ就くことがここ数年で可能となった。