新西暦における工芸、鉄鋼業などの総称を鉄鋼業技術者と呼び、その中でもアダマンタイトの調律技能を保有した特殊上級職を指して奏鋼調律師と分類される。
作中ではシズルが該当。
コンピュータによる精密な技術的処理と大量生産が不可能になった新西暦では、ほとんどの物が人の手を必要としており、それゆえ技術職は世界を支える重要な職業の一つとなっている。
とりわけ帝国は軍事技術を多く取り扱うため、優秀な奏鋼調律師の育成には力を注いでいるが、技術習得における難易度は極めて高く絶対数は決して多いとは言えない。
アダマンタイトと星辰奏者の性質上、星辰奏者がその性能を完全に発揮するには必要不可欠な存在であると言えるだろう。