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Silverio Ragnarok Official Site

Special

「高濱亮のシルヴァリオ・サーガ一問一答?!」の受付を終了しました。
たくさんのご質問ありがとうございます!
いただきました質問の返答は後日公開していきます。
※全ての質問にお答えすることは出来ませんのでご了承ください。

Questions and Answers
No.52 一発必中の雷鳴福音さんの質問

妻にメロメロのルーファスさんでしたが、ラグナたちの村が燃えず神祖滅殺を始めに来る可能性がなかったら、あのまま退廃ライフを送れていたんですかね?

まあそりゃ送れていたと思います。パーティーでお腹をおっきくした愛妻神を侍らせて優越感に浸ったり、その会場で膨らみかけの下腹部を意味深にさする貴族妻の妖笑にぞくぞくしたり、屋敷に帰れば定期的に侍女たちへ産休をプレゼントしたり、肉親である弟の誕生日や小さな昇進を祝ったり、と……なんだかんだで凡人成り上がりライフをエンジョイしてたと思います。
ルーファスに限らずイザナさんは千年間の間にこういうインモラルな飴を時々の夫や眷属に与えてきたので、積み上げたノウハウが完璧なこともあり、神祖滅殺という外的要因がなければちゃんと最後まで幸福な飼い殺しは続いていたんじゃないでしょうかね。その内聖教皇国の国史にも「聖騎士の黎明期、平民出身で最も出世した偉人」として語り継がれたりは間違いないかと。
ちなみに、そんな彼の好きな体位はだいしゅきホールドでした。どっちの意味でも大好きです。うん、とても後世に遺せない歴史の裏の一ページやな。

No.51 立ち上がれ、尻好き女アマツさんの質問

イザナさんがチ○コ持ってる報告をされた時、チトセさんはどういう反応をしたんでしょうか? あのテクノロジーを手に入れれば、ついに念願のゼファーさん「アーッ!」と狂い哭きパラダイスが実現したことを思えば、個人的にはかなり興味を示していたような気がして……どうなんです?

チトセは決意した。星の結晶、アキシオンの研究を進めねばならないと。
何としても、我々は旧暦最大の偉大なテクノロジーを――チ○コ後付け技術を新西暦に復活させなばならないと。それこそ我が使命であると、溢れる鼻血を拭いながらプロジェクトを発足した。
そんな彼女の燃え上がる想いに賛同したのか。国家や主義主張の垣根を超えて続々と立ち上がるアマツ&キリガクレの女達。
協力しましょう、水臭いですわよ、この瞬間を待っていたとばかりに、次から次へと広がっていく情熱に満ちた淑女の誓い。その血の流れる宿業が数多のしがらみを超えたのだろう、彼女たち女アマツは紛うことなき一枚岩の集団と化し同じ理想へと邁進していく。
すべては、旦那や恋人と夢にまで見たにゃんにゃんを果たすために。
ていうかぶっちゃけ、愛した男のお尻を■■■■しまくりたいがために。もう全身で愛を告げて可愛がりまくりたいために。
僅か二ヵ月で小さな国の国家予算並に膨れ上がった資金を携え、尻欲に憑かれた美しき肉食獣たち一行は聖教皇国へと辿り着いた。そこにいるアキシオン研究の第一人者へ、土下座も辞さない覚悟で協力を要請する。

次回「邂逅、スカイフィールド夫妻! 我らに“希望”を授けたまえ!」

果たして、ラグナとミサキはこの依頼を受けるのだろうか? 来週の展開をこうご期待!

……とまあ、そんな感じのやり取りがあったりなかったり。仕方ないよね、だって君たち結晶技術の生き字引っつうか最高峰なんだから。しかも旧暦技術まで知ってるわけで、そりゃ頼むならまずこの二人になっちゃうよ。
ちなみに言わずもがな、たとえラグナ達に断られてもプロジェクトは止まりません。アマツの女軍団は光属性もかくやの進撃パワーで突き進み、悲願成就の瞬間まで賛同者を増やし続けていくでしょう。恐るべし。

No.50 聖教皇国民さんの質問

シルヴァリオ ラグナロク、素晴らしい作品でした。ありがとうございます。
神祖が本編までに歩んだ1000年が書かれる機会はあるのでしょうか。
光族だったエドワードはどんな人物だったのだろうか。
リベラーティは殺意や憎悪を継いだけど、エドワード本人はもう少し違う感情をスメラギに抱いたのではないかと思いました。

機会はともかく、神祖の1000年は国家運営モノになるのでたぶんシルヴァリオ的な話と毛色の違うものになる恐れがががが……あとさすがに十世紀は長すぎるかと、はい。

セシルの祖先であるエドワードは光属性ながら冷静沈着な、スーツの似合う男でした。あまり表情を変えない姿は一見氷を連想させるものの、内には炎を静かに抱えているタイプ。
秘めた情熱を隠すのが極めて上手い男であり、まだ未熟な時代だったとはいえ神祖たちを出し抜くことが出来たのはそういう部分が大きかったと言えるでしょう。
そんな彼は確かに、当時の主君スメラギに対して憐れむ気持ちもありました。優れた先見性の持ち主ゆえ、不死の身体を意図せず与えらえた少年がどれほど苦難に彩られた道のりを歩むか、恐らく本人以上に理解していたと思います。
だがしかし、お忘れでしょうか? そこはそれ。結局最後は「だが殺す」に行き着いてこその光狂い。慈悲と覚悟と殺意を胸にエドワードは叛逆を開始しましたとさ。
で、そんな男の意志力が赤ん坊に影響したら、ねえ。子孫はそりゃあどいつもこいつも神祖滅殺ガチ勢になりますよ。はい。

No.49 白黒つけたい派さんの質問

けっきょくムラサメとベルグシュライン、どっちが剣の腕が上なの?

まったくの同格です。その上で、実際に剣士として勝負したなら恐らく紙一重でムラサメに軍配が上がるでしょう。これは技量面の優劣ではなく、剣技というものに対する生き方の違いが明暗を分けた結果として現れます。
祖先から継承した数々の技に対する敬意。
一心不乱に磨き抜いた己が腕前を信じる誠心。
そして振り抜く刃に曇りなく、魂の一片まで自らの命運を託せる矜持と覚悟はムラサメだけが到達できる剣の極みに他なりません。文字通り生涯を一振りの鋼に捧げた男の意地は、数多の道理を突破してベルグシュラインに勝るでしょう。
ですが、本編でも語られた様に殺し合いや敵の排除、無味乾燥な勝利を掴むことにおいてベルグシュラインはひたすら徹底しています。
「勝て」と主君に命じられていた場合、ただの刀剣は剣士勝負をあっさり辞めて後方に跳躍しながら斬空真剣を抜刀開始。遠距離斬撃でチクチク切り崩しにかかり、淡々と相手の命を磨り潰しにかかるはず。グレンファルトから「最後まで剣士勝負してやれ」とか言われていない限り、悲しいかなムラサメはそういう白けた合理性にへし折られて終わりです。
そういうとこだぞ、ベルグシュライン。だからおまえは運命に出会えんのだ。ずーっとこじらせ続けた結果、誰よりも強く優しい愛弟子と邂逅できたムラサメさんに謝りなさい。

No.48 ゼファーさんを哭かせ隊さんの質問

シリーズにおいてシルヴァリオの名を冠する星辰光はシルヴァリオクライ(ゼファー)、シルヴァリオヴェンデッタ(ヴェンデッタ)、シルヴァリオペルセフォネ・シルヴァリオトリニティ(レイン)、シルヴァリオフィンブルヴェトル・シルヴァリオラグナロク(ラグナ・ミサキ)が存在しますが、使い手が全員ゼファー本人かゼファーが何らかの影響を与えている人物となっているのは意図的な物なのでしょうか?

安心してください、今では生みの親である俺自身が奴の運命力に絶句している有様なので。運命(プロット)を練るたびに気づけばあいつの影響がそこかしこからポップしまくり、気づけば導かれるようにこんな感じと相成りました。
新西暦の運命に紛れ込んだ最初にして致命の砂粒……そう、奴の名はゼファー・コールレイン。
色んな勢力から危険視されるのも当然の男ですね、これは。

No.47 鳥さんの質問

お疲れ様でした。一つ気になるのが糞眼鏡のエリュシオン基準ではルーファス君は合格できるのでしょうか?

ルーファス君は人民統治用ユニットとして優秀なので、最初は点数まあまあ高いもののやがては虚しく切り捨てられてしまうでしょうね。これは彼の才覚と性格が“秩序の維持”に終始しているための評価です。
言わずもがな、ギルベルトの描く理想世界は「みんな必死に努力して閣下みたいになーれ♪」なので、毎日少しずつでもいいから前進すべく頑張り続けてほしいのです。理想を燃やし、大志を胸に、雄々しく駆けてほしいのです。かつて彼の諦観を焼き払ったあの素晴らしき雷霆のように。
で、当然ですが社会を円滑に回すためのマスコットはそんな狂気の極楽浄土にとてもついて行けません。皆が皆、常に成長しようと足掻き続けるエリュシオンは必然的に基準も上昇し続けます。
安定した幸福や、昨日と変わらぬ不変の栄光。すなわちイージーモードを至上とするルーファスお兄ちゃんでは悲しいかな、末路はもはや見えているかと。

No.46 裁剣女神万歳さんの質問

ヴェンデッタの時点で殆ど魔星の領域に片足突っ込んでいた、というか一部魔星を普通にスペックで上回っている我らが無敵のチトセ・朧・アマツですが、技術も大きく進んだであろうラグナロクの時には一体どれほどの領域に至っているのでしょうか。
気になってどこかの狼の様に震えています。ぜひ教えてほしいです。

ステータス的にはヴェンデッタ本編後のセイファート装備時と同じです。というか、アレがまともな人類の限界値。更に上を目指すなら同僚のジェイスよろしく、魔星化手術に踏み切るしかないでしょう。
ですが、戦闘者としての技量においては今も成長中の模様。愛しの狼さんが帰還したことによりモチベーションもMAXなので、相当強くなっています。
具体的には、第三世代型魔星の限界突破さんでさえ覚醒なしには完封されてしまうぐらいの無敵眼帯ゴリラです。さすがに土壇場の爆発力は光狂いに譲るものの、総合的な戦闘力で語ればあればあるほどいいというどこぞの絶対剣士じみた無慈悲な理屈の体現者と化しているとか、いないとか……
うん。そりゃ総統閣下もあんたのポテンシャル知ってたら、もしもの時は俺を止められる見事な女傑と思いますがな。しかもジェイスと違って広域殲滅も得意だし、長期戦もお手の物だし、部隊戦も配下にわんさか風雷エンチャント出来るわ、本人の指揮も巧みだわ、その上タイマンまでばっちりなんでしょ? ちょっと隙が無さ過ぎるというか、改めて考えると冗談みてえな性能してんなチトセさん。先祖返り激しすぎるぞ、つーかプチ神祖そのものじゃねえか!
やはり新西暦において軍事帝国アドラーは依然最強。間違いない。
この性能で「おまえがパパになるんだぞ♡」と迫られているゼファーさんは、まあその、何だ。強く生きつつ狂い哭くべし。ガンバ!

No.45 汚い花火職人さんの質問

お疲れ様です。
星辰光の詠唱の始めのところで「創生せよ」や「天墜せよ」など色々ありますけど、詳しい分類ってありますか?
一応トリニティまでは漠然と分かってたのですけど、閣下は「創生せよ」だったのに、ジェイスが「天昇せよ」を使ったのでよく分からなくなりました。

「創生せよ」は星辰奏者の分類になります。ヴァルゼライドは肉体改造しまくっていたものの、それでもまだ人類の領域だったためにこちらの詠唱。
「天昇せよ」はカグツチ製or光属性の魔星、あるいはそれらに属する極晃奏者の詠唱になります。
ゼファーさんの「天遂せよ」とかアッシュの「天来せよ」とかは、各々の属性に至った極晃奏者の詠唱ですね。なのでまあ、本編だと基本的に「創生せよ」が大半であり、魔星とか極晃奏者は必然的に「天昇せよ」が多くなるわけです。

No.44 三度の飯より光狂いさんの質問

今作の神祖側の詠唱ですが、日本神話好きとしてはとても厨二心がくすぐられて最高でした。
「神慮拝聴・憑星開始」「大和万歳(コンプリート)」など新規の詠唱にはどのような意味が込められているのでしょうか?

新西暦における神様こと元日本国民の結晶、第二太陽アマテラス。そこに対してどういうプロセスで祈りを捧げ、パワーを引き出すのが相応しいだろう?という感じで考えた結果、生まれた上記の言葉になりました。
中二フィルターを完全に排除すると「もしもし大和ー? エネルギーちょーだい」「パワー溜まったで。サンキュー大和!」になるわけです。

No.43 スフィアイーターさんの質問

トリニティで、携帯用のセイファートが出たと思いますが
携帯用セイファートと通常のセイファートの違いはなんでしょうか?

星辰増幅の同調率ですね。発動体(武装)と違いあくまで非常時や緊急用、おおっぴらに星が使えない昼間の街中で使用する際などが主な用途になります。戦闘用的にはちょい頼りなし。

No.42 ナヴァ・グラハさんの質問

高濱さん、シルヴァリオシリーズお疲れさまでした。
質問なのですが、名前はよく出てくるけれども、シリーズでは一度も顔見せのタイミングがなかったアンタルヤの十氏族、マドロック氏はどういった人物だったのでしょうか。
また、ミツバやリベラーティみたいに、マドロックはこの分野が得意、みたいなものがあればお聞かせいただけたらと思います。よろしくお願いします。

リン・ミツバを狡猾な女狐と例えるなら、こちらは老練の古狸ですね。マドロック金融の元締めでもある彼のイメージは、マフィアのドンとかビックダディあたりが近いかと。
身内には仁義と任侠を重んじながら、外敵には服従や恭順を静かに迫るストロングスタイルの支配者。欲をかき立て、その隙間に入り込み絡め取るのを好むミツバさんとはそこが違います。

No.41 SHUSHUさんの質問

ラグナロク序盤でラグナ達の神祖滅殺トーク中にパトリシアが部屋に飛び込んでくるシーンがありますが、ジェイスは何故パトリシアを部屋に通したのでしょうか?
ジェイスは義務は果たす男ですし下手をしたらあのタイミングで秘密が漏れて大事になるとも思ったので気になります。

常に張りつめているお嬢の精神ケアを第一に考えた判断でした。ジェイスは親としての経験から、たとえどれだけアンジェリカが優秀でも子供の心というものがいかに脆く、砕けやすいかという事実をとても理解しています。あの少女にとってこの子を無碍にすべきじゃないなと思ったため、しれっと部屋へ招き入れたというわけです。
無論、このタイミングなら金髪チワワを放り込んでも大丈夫じゃろ、というのはしっかり把握してやってますのでご安心を。 仕事はこなす。私情も通す。そして誰かの笑顔も守る。オーバードライブはいつだって立派な頼れる“大人”ですから。