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不老不死の超越者、神祖

西暦に終止符を打った未曽有の人災、大破壊カタストロフを生き延びた正真正銘の日本人。人類種の完全上位種族、あるいは成れの果てとも呼ぶべき四柱の超越者たち。

彼らの正体は当時、世界規模のエネルギー枯渇問題解決に取り組んでいた映え抜きの科学者にして、星辰体アストラル研究チームの一員である。
本来なら他の日本国人共々、高位次元に繋がる原初の極晃星スフィア――第二太陽アマテラスの一部となるはずだったが、しかし爆心地である次元間相転移式核融合炉・一番機に誰より近かったためか、偶発的に地球上へと残留。
更にその影響により、第二太陽アマテラスの兄弟星ともいうべき極晃星スフィアの亜種というべき不滅の存在に生まれ変わった経緯を持つ。

その本質は、肉の身体を兼ね備えた自立活動型極晃現象ともいうべき超常生命といったもの。自己の根幹を担う魂とも言うべき部分が三次元上に存在しておらず、物理的な破壊で彼らの息の根を止めることは事実上不可能となっている。
大きな欠損や老化が発生した場合、高位次元に登録された大破壊カタストロフ発生時の姿が再生されるという性質があるなど、文字通り無限の寿命と命を宿した完全無欠の不老不死。
頭蓋や心臓の破壊のみならず、細胞一つ残さぬよう木端微塵に消し飛ばしても数秒で復活を遂げてしまう上、常に高位次元の恩恵を一身に受けているため力の枯渇も起こらないと、まさに常識外れの神話的怪物としてカンタベリー聖教国を人知れず支配している。

神祖を滅ぼす“神殺し”を願うなら、どのような手段であれ特異点との接続を断ち切る手段が必要となるものの……たとえそれを実現できても完遂は至難の極みと言えるだろう。
千年の時を重ねて得た膨大な経験値。死に覚えては磨き抜き、積み重ねてきた無限の希望と絶望に隙など欠片もないのだから。