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猫屋敷舞
St.Canterbury カンタベリー聖教皇国
カンタベリー聖教皇国の内部粛清機関、聖座信仰監視局に属する葬歌司祭こと通称、執行官の末席に数えられる少女。同時に神へ面従腹背しながら、ラグナ達と盟を結ぶ叛逆者。
まるでよく出来た人形のように整った容姿と、外見年齢にそぐわないミステリアスさを滲ませる雰囲気が特徴。世を斜めから見ているのか、上品な口調には常に微量の毒が含まれており、それが油断ならぬ印象を敵味方問わず与えている。
本来は神祖の配下でありながら、弓引くという茨道を選んだのは国の行く末を案じたがためとのこと。
だが、その裏では自身の身体を流れる血と、授けられた宿業からの解放を望んでいるのは……協力者であるジェイス以外に未だ知る者はいない。
パトリシアとは互いにパティ、アンジーと愛称で呼び合う仲。
能天気な友人への扱いは一見ぞんざいだが、その実とても大切に思っている。信頼できる彼女を神祖や聖教国の真実から遠ざけているのは、ひとえにアンジェリカの不器用な友情ゆえなのだろう。
「絡みつく血の鎖など必要ないわ。だから解放を目指して足掻く」